無料点検業者の被害を「残り三日で防ぐ」

リフォ－ムで後悔しないために知っておきたいことは「無料点検」は避けることです。2003年11月12日の毎日新聞「住のヒント」にリフォ－ムトラブルを防ぐための取材協力の記事を読んだＡさん（東大和市）から電話がありました。Ａさんは2002年５月18日と2003年９月28日にリフォ－ム工事を「無料点検業者」に依頼しました。2002年５月18日は軸組み金物工事（￥487,200円）・外壁アルミサイディング工事（￥4,145,000円）翌年の2003年９月28日には床下特殊工事（￥3,042,900円）を依頼しました。新聞記事で「無料点検業者」の被害に合ったことに気づき急いで電話をしたそうです。三日後には工事予定でどうすれば良いのか困っていました。アドバイスは「至急工事契約書を私の事務所に郵送してもらうこと・工事延期の電話を至急ご主人から電話をしてもらうこと・建築士に相談したところ工事契約書に疑問があるので説明に来てもらいたい」と業者に伝えてもらいました。その結果、業者から工事契約解除の文章が送信されてきました。後日、お礼の手紙が送られてきました。この業者は（株）新日本住宅管理サ－ビスと言う会社で2005年2月に行政処分を受けています。 誤解させるような会社名を名乗るので「無料点検業者」は避けることが賢明です。