清瀬市新庁舎建設計画に関心をもつ「一級建築士と市民」が2019年3月に集まってつくった市民グル-プ「市民のための新庁舎をつくる会」に2019年8月に参加。市の基本計画住民説明会に参加して重大な問題点が明らかになりました。その後は「陳情・提案・住民説明会・チラシ作成と配布」等を行ってきました。基本計画の内容は「省エネ対策・ランニングコスト・日射対策縦ル-バ-・来庁者の車の進入路」が問題です。省エネ対策は窓の断熱性能を上げることが重要です。「アルミサッシ複層硝子」に対して、提案は「アルミ樹脂複合+断熱硝子」とすることでランニングコスト「冷暖房費」をおさえることが重要です。「西日対策の木製縦ル-バ-」は「耐久性・安全性・工費費・メンテナンスコスト」が大問題です。中止を提案しましたが市側は材質をアルミ製に変更するだけでした。変更の理由は私が実施設計図を確認して市側の担当者に木製縦ル-バ-の「材質・取付方法」では強風時に外れて落下する危険性があることをサンプルを作成して説明したことでことの重大性に気付いたのです。「来庁者の車の進入路」は前面道路からの進入路は行きと帰りのため「人と車」の動線が交差しているので人身事故が心配です。私たちのこうした対応に対して市側の対応は清瀬市「まちづくり基本条例」第8条に反するものでした。具体的には市長宛てお尋ね手紙に対して「ご通知」の 文章が郵送で届きました。内容は何度も訪ねてきた業務に支障をきたして大変困った。と言った内容で私たちをクレマ-扱いするでたらめなものでした。木製縦ル-バ-の問題点をサンプルまで作成して設計図の問題点を説明するために訪ねてきた専門家にこんな失礼な文章を送るくる態度に怒りを感じています。新庁舎事業計画(2017年)の当初予算は(50.8億円)が実施設計完了時には(約10億円)の予算オ-バ-となり、設計内容を見直して最終的には(54.4億円)で3.4億円の予算オ-バ-です。2019年2月1日号の市報「公共施設再編計画特集号」では清瀬市の公共施設が抱える課題として「更新費等にかかる財源不足が見込まれる・年間12.9億円」と財源不足を伝えています。今回の「清瀬市新庁舎建設計画」では既存庁舎の解体工事においてアスベストの除却費(1.24億円)を想定していない。増額やむを得ない「議会で問題には?」この件ではCM(コンサルタントマネージメント)会社と設計会社はきちんと「サポ-ト」ができていたのか甚だ疑問です。新庁舎は2021年3月に完成しました。★ 清瀬市「まちづくり基本条例」2003年4月1日 施工 第8条:市は、市民の知る権利を保障し、必要な情報を速やかに提供できる体制の充実に努めなければならない。
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