Q11.工事前の近隣挨拶、地鎮祭、上棟式、工事中の「お茶出し」など気になりますが?

A11.近隣挨拶は工事着工前に行います。工事中に、騒音、車の出入りなど近所に迷惑をかけるからです。皆さん(建主)と施工者の両方が挨拶に回り、工事の着工と完成の時期など簡単に話したらよいでしょう。地鎮祭は、神式の儀式です。行わない場合もあります。工事の無事安全を祈願する場になっています。実施する場合は施工者に頼めば全て手配してくれます。上棟式は棟が上がったのを祝う儀式です。そして皆さんが「これからの仕事をよろしく」との気持ちを伝え、施工者を慰労し、直接工事を担当する人たちとの顔合わせの場でもあります。祝宴の持ち方、祝儀については、設計者、施工者、工務店が相談にのります。「お茶出し」は皆さんの義務ではありません。敷地が今の住まいと離れている場合が多く、工事をそう度々見に行けないのが現状でしょう。工事を見に行く時に、ちょっとした茶菓子か、飲み物を時には持参するか、前もって「お茶代」として、工事責任者に託すのが一般的です。いずれにしても心配ごとは設計者に相談してください。