築20年経過した「建売住宅」の耐震診断調査の事例写真です。診断調査では屋根・外壁・2階天井裏の小屋組み・1階天井裏の床組みを見ることで「手抜き工事」の状況が一目瞭然です。具体的には柱と梁の取り合い部の接合金物や梁の継手部分の補強金物が省略されています。1階床下では工事中のゴミを片付けずにしていることが多々あります。酷い事例ではコンクリートブロッ塀のガラを床下全体に捨てていた状況には呆れました。診断調査で特に問題なのは基礎です。まともな基礎に出会ったことがありません。「無料点検業者」に耐震診断調査を依頼して耐震工事を行って安心されていた方々から耐震診断調査を依頼された事例写真です。
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